Domaine Vaïsse Garrigue 2019
フランス南部ラングドック地方、Terrasses du Larzac(テラス・デュ・ラーザック)近くの地、Pierre Vaïsseによるワイナリー「ドメーヌ・ヴェス(Domaine Vaïsse)」について
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優れたテロワール(畑・土壌)
ドメーヌ・ヴェスはアニアン(Aniane, Hérault)付近にあり、Terrasses du Larzac 地域で、砂利(小石)混じり・粘土・石灰質の土壌を持っています。
このような土壌は、葡萄にミネラル感と複雑味を与え、南フランスでありながらも品のあるワインを可能にしています。 -
有機・低介入志向/丁寧な醸造
ぶどうは手摘み(手収穫)、区画別発酵、天然酵母使用、醸造所においてフィルターをかけずに瓶詰めするなど、非常に丁寧に造られています。
また、熟成期間も長く、例えば赤ワインは24ヶ月以上樽熟成させることもあります。
このような手間をかけるスタイルが、ワインに“手作り感”と“個性”を与えています。 -
明確なスタイルと果実味+構造のバランス
例として、100%ムールヴェードル(Mourvèdre)から造られた “L’Aphyllante” は、濃い果実の香り・しっかりしたタンニン・長い余韻を持つとの評価があります。
そのため「果実の豊かさ」+「テロワールの個性」+「適度な熟成による構造」が三位一体となっており、非常に魅力的です。 -
小規模&注目の造り手であること
ピエール・ヴェスは2007年に初ヴィンテージを出し、もともとはわずか2ヘクタールからスタート。現在でも16〜18ヘクタール程度という小規模さです。
Gault & Millau などでも「ランガックの将来を担う造り手」と評されています。
小規模だからこそ、一つひとつのキュヴェにこだわりがあり、“発見する楽しさ”もあります。
Domaine Vaïsse — 静寂が、情熱を語る。
南仏ラングドックの大地が育む、力強くも繊細なワイン。
それは、時と自然が描く「静かなる芸術」
ピエール・ヴェスが手掛ける Domaine Vaïsse のワインは、
自然の声をそのままに映し出す、南仏の真髄。
果実の深み、タンニンの品格、そして余韻の美しさ。
すべてが調和した一杯は、まるで静寂の中に響く旋律のようです。
Les Garrigues(赤)
大地と風の記憶を閉じ込めた、力強くも知的な赤。
地中海ハーブ、黒果実、スパイスの層。
深みと構造を併せ持ち、豊かな余韻が続く。特徴・魅力
テロワール:ラングドック、石や礫の土壌を伴う地。
味わい:熟した黒系果実、乾燥ハーブ(ローズマリー、タイム、ラベンダーなど)や地中海の低木香、しっかりとしたタンニン・パワーも持つ
飲み頃・熟成性:「2026〜2039あたりまで寝かせても良い」
お料理との相性
このワインは赤の中では比較的「しっかりめ」なので、味のある肉料理・ハーブ効かせた料理・キノコ系・重めのソース料理などによく合います。
和食では:牛ステーキ(あるいは和牛ロース)グリル+赤ワインソース、または「黒毛和牛すき焼き風(割り下仕立て)+強めの赤ワイン」という組み合わせも面白いでしょう。
鶏・豚でも:例えば「豚ロースのハーブクラスト・グリル+ローズマリー+赤ワインソース」「砂肝とキノコのアヒージョ+ガーリックハーブ」など。
キノコ・ジビエ系:鹿肉ロースト+ローズマリー・タイム、またはキノコたっぷりのビーフシチュー。
チーズも:セミハード〜ハード系(エメンタール、グリュイエール)、または熟成系ゴーダなど。
サービス温度:16〜17 ℃くらいが適しているでしょう。
内容量750ml
アルコール15%
この商品はお酒です。20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。